May 28,2003

 

海外旅行雑感

 

 最近アイソマーズ諸兄から海外旅行について面白い寄稿が増えましたので、私にも雑感を述べさせていただきます。

 

 現役時代、海外旅行は物見遊山ではなく、土曜日か日曜日に出発して、土、日に帰国せよとのけちな日程で見物等の機会は少なく、加えて航空機の中で出張報告を書かないと帰国後は報告を書く時間が取れないといった有様でした。 

 

 定年退職後、パック旅行、個人旅行と毎年出かけていましたが、今年はテロを警戒してキャンセル。 私は何度か行ったロン.パリ(家内にとってはこのコースは2度目)で未経験のユーロスター一等での食事、パリでのリドのナイトショー等を楽しみにしていたのにすべてパーでした。パック旅行と個人旅行とどちらが良いかは一長一短。 ゆっくりされたいなら個人旅行がお勧め。

 

 仕事を離れて良かった旅行は、①伊藤一男さんと殆ど同じコース(逆コース)のイタリア旅行。ナポリの青の洞窟も好条件で入りました。ポンペイで感心したのは2000年も前から、車道(馬車道)と歩道がはっきり分けられている事。(先進国の人の多くすむ地域で車と弱い人間が一緒の道を行くのは日本くらいでしょうか) 但しこの国、詐欺やカード利用の際にはご注意 ②ドイツのロマンティク街道からオーストリア(ザルツブルグ、ウイーン)への旅もすばらしい。

尚、ライン下りとドナウ川下りは景色は前者がよいが、ドナウの方がヨハンシュトラウスの音楽を聞きながら現地の人達と談笑出来楽しい時を持てました。 ③スイスのお花畑のトレッキングもすばらいかったがアイガー、マッターホルン、モンブラン(仏領)の三山のうち天候が良かったのはモンブランのみ(これは過去5月に行った時も) マッターホルン等は7月だというのに登山電車が途中雪のため2時間もストップ。その後終点まで動きましたが山の姿は数分間見えただけ。 ④北欧4ケ国やオランダ、ベルギーも楽しい。 ⑤慣れたアメリカやカナダは大き過ぎるが、昔若さにまかせて国立公園巡りで3週間15,000kmをドライヴ。 米国友人からkamikaze drivingと言われた。

 

 悪い点をあげればきりが無いが、ロシア、ブラジル、インド、中国(但し昔の中国)のうち、インドは どこかの外務大臣が「汚いところは嫌だ」と云ったとか云わなかったが問題になった国以上に空気全体有機物の臭いに閉口。

     

 中国も現在の近代中国と違って少し郊外へ出ると、お手洗いの床下にブタさんが居て排泄物を処理してくれる(ついでにお尻の始末もブタがやってくれ紙は不要)・・・伊藤さん訂正をお願い。

 

万里の長城、明の十三陵等は別格。 尚上海でさえ交通信号が一つしかなく車が近づくと見張り台の警官が信号を青に切り替えて車を通していました。

 

 ブラジルは、大きい肉をパクパク食べられる胃袋の強い人には良いでしょう。

 

 行って見たいのは東欧のプラハやブタペスト、それとニュージーランド。 さらに好きなオペラをウイーン国立劇場やスカラ座で観劇したい。米国のメトロポリタンオペラはリンカーンセンター内のものとその前身の古いメトロで観劇しましたが、その時(1961年、昭和36年)リチャードタッカーという大声楽家に感激したのと、観客の女性の服装。 全員すごいミンクのコートで、今なら自然保護団体からトマトか卵を投げつけられるかも。

 

 先進国なら何でも良い訳ではなく、フランス等では実に不愉快な思い出もあります。

 

以上今昔、国々織り交ぜた雑感で申し訳ありません。 文筆家の諸兄姉のように、その1、その2、その3と詳細を書くと面白い事も沢山ありますが、筆不精でごめんなさい。

 

 今は不眠症がひどく枕が代ると眠れないため、国内でさえ次の奥飛騨旅情の旅も参加が危ぶまれています。  では皆様(西村兄の言われる)黄金の自由時間を満喫して下さい。

                                             川崎 幸雄