第五回 イーブックは儲かるか

 

これまで書いたような知識があれば、専門書をhtml形式で書き、コンパイルしてイーブックにして売り出せるようにし、宣伝は自分でウェブサイトを作りそこから販売する。買いたい人が来たら、集金会社のページのほう回し、そこでクレヂットカードで支払いをしてもらい、イーブックはダウンロードしてもらう。これらはインターネット上で自動化できるので、著者は販売に手を出さなくても、あとは集金会社からお金を送ってくるのを待つだけという薔薇色の専門書販売になりそうです。しかも、従来の出版だと、印税というのはせいぜい卸価格の15%、販売価格が$100の本が一冊売れても、その卸値は3分の2、つまり$66くらいだから、その15%は$10。インターネットのイーブックなら90%は自分の物になるから、一冊$100の本が一冊売れたら$90は自分の収入になります。こんなぼろい話はやらないほうが損のような気持になります。

 

しかしhtmlで専門書を書くとなると、制約もかなりあります。たとえば私の専門分野のごとく、数学式を多く書かなければならないときは、MSWordでは数学式は書けますが、それをhtmlに変換するとたちまち不格好なものになります。htmlは数学式を書かなければならない人のことを考慮していないのです。今のところ、htmlで書いた数学的専門書をインターネットで販売したケースは見つかりません。

 

それではどんな内容の本がイーブックとして盛んに売られているかを調べると、商売の方法のテーマが一番おおく、つぎにノウハウもの、たとえば計算機プログラムの書き方などに多数あります。商売の方法では、インターネットをつかって儲ける方法に人気が高いようです。

 

さてイーブックをインターネットで多数売ろうとすると当然インターネットで宣伝しなくてはなりませんし、またさまざまな技巧があることも知られています。その技巧の一つが、アフィリエイト制度を利用することです。