紅麹米   

中村(8-29-03)

 

最近糖尿病で行きつけている医者に、ヘモグロビンの糖値とコレステロールが高いから、飲み薬を変えるといわれ、毎日多量のグルコファージ(糖尿病)とロバスタチン(コレステロール)を飲まされる羽目になった。ところが前者は下痢になるし、後者は胃がもたれるので半分くらいしか飲まなかったら、再度の検査の結果殆ど改善がなく医者はこれまでの2倍飲むようにゆってきた。わけの分からない薬を大量に飲むことには抵抗がある。そこで医者と談判に出かけ、薬をかえてもらった。

 

実は医者に会う前に、ロバスタチンとは何か、薬草でコレステロールを減らすことは出来ないか、についてインターネットで調べた。意外にも答えは同時にみつかった。

 

コレステロールを減らす草薬は、紅麹で発酵させた米(redrice)、つまり中国語で紅曲米と呼ばれるもので、これから主成分だけを注出して錠剤にしたサプルメントが多種出回っていることが分かった。紅麹(学名はmonascus-ruber)は中国で紹興酒などの酒を作るときに使われ、赤い豆腐もこれで作ることは以前から知ってはいた。関連記事を読んでいるうちに、ロバスタチンも紅曲米が原料になっていて、その効果は紅曲米を食べるのと全く変わらないことも確かめた。製品が薬局レベルの精製度で作られていて、薬剤として政府の承認を得ているところが違う。医者にそのことを話したら、紅曲米が見つかるならそれでもよいという。そこで、帰り道、中国食料店に寄ったら、すぐに見つかった。なんと一袋400gで200円ほど。一日10gほど食べればよいというから、何千円もするロバスタチンにくらべると、ただも同然である。

 

早速一袋買って帰った。食べてみるとほろ苦いが、10g食べるのはさほど苦労がない。yahooでしらべると日本では紅麹米として売り出されているが、値段は1kgが6千円とべらぼうに高い。やはりコレステロールを下げる効果が宣伝されていて、血液さらさらのうたい文句で、よく知られているようだ。日本では、またパンの添加物として用いたり、酒やワインその他の食品の着色剤としても用いられている。防腐剤としても効果があると言う。日本人に最もなじみの高い黄麹に比べると、紅麹は菌の活力が低く非常に発酵させにくいというので、自分で発酵を試みるのはやめたほうが良いとの結論に達した。