緑茶の効用(9-2-03)

 

我々の年になると、武山さん、西村さんの記事でも指摘されているように、癌の心配が増えてきます。この可能性をを少しでも低くし、また癌の発達を抑える方法はないだろうかと考えさせられます。

 

そこで思い起こさせられるのは、緑茶の効果でしょう。緑茶の効果には数多くあり、知られていることの全部を書くには、ゆっくり資料を整理しながら書かなくてはなりませんが、癌を抑える効果のあることがよく知られています。またコレステロールを少なくする、血液を正常化する、高血圧や心臓病の抑制、などは重要な効果です。

 

"We found that this particular compound, which is present in the amount of about 200 mg in one cup of green tea, can kill a variety of cancer cells through apoptosis without affecting the normal cells," said Hasan Mukhtar, a professor of dermatology at CWRU and senior author of the paper. The polyphenol broke the DNA of the cancer cells into fragments, a characteristic of apoptosis. "The killing of cancer cells and the sparing of normal cells is very interesting because apoptosis is a programmed cell death which is a normal process going on in the body all the time. It is a preferential way of elimination of unwanted cells from the body," said Mukhtar.

(http://www.cwru.edu/pubaff/univcomm/greentea.htm )

 

但し、緑茶の効果を十分に発揮させるには、濃い茶を一日に3杯から8杯飲む必要があるといわれています。統計的に見て、日本の中でも静岡県が癌の発生率が低く、静岡県内でも茶を生産している農家での癌の発生率が他の職業の癌の発生率よりも低いことが、茶の効果を証明しているといえます。

 

茶の成分を多く採る方法の一つは、上等な茶の葉を一匙コップにじかに入れ、そこへ80Cくらいの湯を注ぎます。上等な茶の葉は沈むので、2分くらい待ってから、まずは茶の湯を飲み、それから残った葉をたべてしまいます。茶の葉が硬くまずいなら、もう少し上等な葉でやり直して下さい。茶の湯の中に抽出される成分は3分の1といわれていますから、葉を食べることのよって、飲むだけの場合に比べると3倍の量を摂取することになります。茶の味もこのほうが、急須でつぐよりも、はるかに美味しいことに驚かされます。この方法だと、8杯も飲まなくても3杯でよいのではないでしょうか。良質な茶を安く手に入れる方法は、上質の粉茶を買うことです。上等な茶ほど壊れやすく、粉茶になりやすいのです。しかし粉茶というと屑物と言う観念から、安い値段でしか売れないのです。しかし癌の予防にはこれほど良い物はないように思われます。

 

(上記の癌関係の情報は、数年前にまとめたhttp://olen.eng.ohio-state.edu/sake/Ch9.htmにもっと詳しく書いてあります。)

 

中村