2004.5.4

「ジャンボの燃料」についてのインターネット会話

武山高之

 

 私は故郷・高知の情報を得るため、高齢者のインターネット・グループシルバー高知に入っています。そこで行われた会話の1つを紹介します。最初の発信地は武山です。

 

《武山発》 

私の住んでいる所は千葉市にある戸数45000の新興住宅地です。私の属する自治会は700戸程度です。最近、空き巣などの盗難が増えてきたので、パトロールをすることになりました。効果は抜群で盗難は激減しました。

私も土曜日の晩に拍子木を持って夜回りをします。昨晩はJALのジャンボ・パイロットと一緒でした。これは、パトロールしながら彼から聞いた話です。

 

「アメリカ東海岸まで行く時、満タンの燃料は飛行機の自重とほぼ同じです。貨物と乗客は合わせても自重の半分です」

とのことでした。

 遠くまで行く飛行機の全重量は、自重の2.5倍になるようです。そのために、離陸の滑走距離は長くなり、成田空港は4000メートル滑走路が必要です。

 

 先日、故郷の高知竜馬空港に珍しくジャンボが来ていました。アメリカ西海岸から帰って来たチャーター便だと言うことでした。途中で成田か関空に寄ったかどうかどうか分かりませんが、燃料は空に近くなっていたのでしょう。2500メートルしかない滑走路で難なく、離陸して行きました。

 

今年の正月、孫と一緒に成田空港滑走路の延長にある《航空科学博物館》に行き、《外国に行く便、》、《外国から来る便》を一日中眺めていました。

博物館のお兄さんが、

「今度出発の便は、アメリカ東海岸までのジャンボです。燃料が一杯で、離陸には長い滑走が必要です」

「今度はお隣の韓国・インチョン空港行きです。燃料も少なく、短い滑走で済みます」

と説明してくれました。

 

ところで、燃料の格納場所で一番大きいのは主翼の中だそうです。胴体に入れると危険なのと、胴体が重くなり過ぎ、翼の強度が持たなくなるそうです。主翼の付け根の厚さは人の背丈よりも厚いと言います。

 

《高知の住むメンバーからの質問》

 ところで、ジャンボの自重はどれくらいですか?

 

《芦屋の住むメンバーからの追加》

ボーイング 747-400 型機が東京からニューヨークへ飛行する場合の代表的な離陸重量は

約 375 トン程度です。このうち、燃料が約145トンを占めており、そのうちの約125トンの燃焼が実際に消費される燃料となっています (残りの約20トンは予備燃料です)。

 そうすると、離陸直後の重量は約375トンであるのに対し、着陸直前の重量は250トン=375-125 になります。着陸時の重量は離陸時の重量の2/3にも減少しています。

 

  ところで、上記の状態での燃料消費率を比較してみてみますと、離陸後巡航高度に到達した時点付近、すなわち機体が重い状態での燃料消費率は一時間あたり 12.6トン (15,700リットル) 程度、ニューヨークに到着する直前、すなわち機体が軽くなった時点での燃料消費率は一時間あたり 8.4トン (10,400リットル) 程度といった値になっています。

 

《武山追加》

 もともとは夜回りで聞いた、いい加減な話です。

 成田の航空博物館で買ってきた国土交通省航空局監修、航空振興財団発行『数字でみる航空 2002』(2003年)を見ますと、

 

ジャンボで一番重い747-400は乗客数430人、最大離陸重量394.6ト

ン、航続距離12,300km、離陸滑走路長3,250m、着陸滑走路長2,070mとあります。

重さは芦屋の方の話と大体一致します。

 

 短距離用の747-100は乗客533人、最大離陸重量272.2トン、航続距

4,040km、離陸滑走路長 1,800m、着陸滑走路長1,880mとあります。

 アメリカから高知に帰ってきたジャンボは、この短距離用の747-100並の条

件になっていたのでしょうか?

 

ちなみに、747-400と747-100は外観の大きさ、速度はほとんど同じです。

 

《愛知県に住むメンバーから》

計算してみますと、成田からニューヨークに行くのに必要な燃料は、1人あたりドラム缶で1.5缶になります。

 

《武山追加》

ドラム缶が1.5缶ですか。300リットルですね。約2バレルです。

ジェット燃料は1バレル40~50ドルです。1人当たりのニューヨークまでの燃料費は1万円がらみです。全部で500万円程度になります。

 

アイソマーズの皆さん!

いろんな情報を繋げ合わせましたが、辻褄が合っていますかネエ?