中国世界遺産の旅(2)         6月11日  伊藤一男
 
 最近上海へ旅行された森田さんによれば、上海の公衆便所が見違えるほどきれいに
なっていたとのこと。しかし、我々が今回訪ねた奥地の四川省では、ご指摘のように
「ニイハオトイレ」がほとんど。つまり「大」でも仕切りが無いものや、たとえ仕
切り板があっても高さが胸ぐらいしかなく、しかも現地の人はドアは大抵開けたまま
用を足しています。習慣の違いですかねー、まったくあけっぴろげです。
(中国のトイレの話を始めるとエンドレスですから、この辺で止めておきます)
 
 さて、成都から約310km離れた大足まで、また大足から約330km離れた楽山まで、
バスで高速道路を走ったのですが、その高速道路と称するのがまったくひどいもの。
至る所コンクリートが剥がれ、まさにガタガタ道。運転手もデコボコを避けながら
右往左往するものですから、オチオチ眠ることもままならないばかりか、座席から
放り出されそうになることもしばしばでした。しかし、こんな悪路でも料金所では
係員がふんぞり返って、ちゃっかり料金を徴集していたのは、さすが中国です。
 現地ガイドが言うには、この高速道路は手抜き工事による有名な「汚職道路」
だそうで、大金を収賄したお役人は即死刑、かれの父親も無期懲役中とのことでした。
 
 しかし、中国に来るといろいろ不愉快なこともありますが、世界遺産のスケールの
大きさがそれを帳消しにしてなお余りあります。写真は楽山の世界一大きい大仏です。
90年の歳月を要し、803年に完成したとのこと。
(ソフトの違いで、写真が受信できないケースもあるようですが、ご容赦を)
 
以下、次号