2005.5.5

西 村 三千男 記

ボローニャ空港がおすすめ?

 

6月のアイソマーズ「ドイツ有機化学史の旅」をミュンヘンで解散した後、ボローニャ

空港からイタリアに入国して、Bologna/Ferrara/Modena を訪ねることにした。ボローニャ

に立派な国際空港が誕生しているのを私は全く知らなかったが、アイソマーズの皆さんは

如何?イタリア入国の一般的な玄関であるローマのレオナルド・ダ・ヴィンチ空港もミラ

ノのマルペンサ空港も市の中心から(成田空港並みに)遠いが、ボローニャ空港は都心か

ら6qと近くて至便と思われる。今回のようにミラノやローマが目的地でなく、そこを経

由して地方都市を訪問する場合には、ボローニャのGマルコーニ空港がお勧めかも知れな

い。ボローニャは古くから交通の要所であり、鉄道網の中心でもあるからそこから更に各

地へ足を延ばすのにも便利である。

 

ボローニャ・Gマルコーニ空港

 今回の旅程計画の途中で始めて知ったのであるが、ボローニャ空港はローカルの国際空

港としてはかなりの規模である。これは往年の駐在員時代には存在しなかったし、JTB

などのガイドブックには殆んど記述が無くて気が付かなかったが、ネット検索情報によれ

ばチェックインカウンターが65、搭乗ゲートが19あり、ヨーロッパ域外のバンコック

やニューヨークへのフライトもある。ヨーロッパ各都市からのフライト数は多く、今回の

ミュンヘンから入国するフライト、フランクフルトへ出国するフライトともに毎日5〜7

便飛んでいる。情報不足であるが、ボローニャ見本市を活性化するために市と市の商工会

議所の肝いりで運営されていると見受けられる。ただし、便数は多いが使用航空機は小さ

く、今回のミュンヘンからのフライトはターボプロップ機 (ATR-72) になるようだ。

 

 実はオリジナルの計画はミュンヘンからミラノ経由し、ミラノのホテルにスーツケース

を預けて身軽になってボローニャに行くことであった。しかしミラノはこのところ頻繁に

訪ねているし、家内のお買い物をするにもモンテナポレオーネ通りは我々には高級過ぎる

こともあって、今回は経由地として考えていた。主目的地が Bologna/Ferrara/Modena

あるならボローニャ空港から出入りするのが遥かに合理的に思える。本当に目論見通りと

なるかどうかの結果は旅行後に報告しよう。

 

何故、Bologna/Ferrara/Modena

ボローニアは2002年10月の旅行で2泊したが、この格調高い古都が活気に満ちて

いてすっかり気に入ったのである。東レOB小林元氏の解説ではボローニャの活気の源泉

はファッションとローテク機械とのことであった(当HP2003年号「ポコポコ・イタ

リアーノ」第4回)。再訪してそこのところを確認したいと思う。モデナはボローニャか

ら電車で約20分と直ぐそばである。初めての訪問であるが、名車フェラーリの生産地で

あり、バルサミコ酢発祥の地とか言うし興味深い。昨今の海外結婚式の隠れた人気スポッ

トにもなっているそうだ。このところ2回連続して訪ねた Parma はその Modena から約

35分先である。ランチに再々訪するかも知れない。フェッラーラはボローニャから時間

距離約30分に位置する。当地には約40年前のよい思い出がある。次稿でご紹介する。

 

(おわり)