2005.11.21

西 村 三千男 記

小見山二郎さん「正倉院の緋色」のナゾを解明〜その1

 

 正倉院宝物の緋色のナゾを小見山二郎さんが解明された。近々、メトロポリタン美術

館の科学部でこのテーマについて招待講演されるとご本人から聞いた。

 

小見山二郎さんは我々アイソマーズの一部メンバーと京大教養部でT−6の同級生で

あった。何かの事情で途中留年され、卒業は1年後になった。第6講座のMをご卒業後

に東レ基礎研に入社された。その後東京工業大学へ転じて、高分子物性の研究と教育に

長年あたられた。1995年度末に退官された後、一時的に椙山女子学園を経て実践女

子大学・生活科学部・生活環境科学科・教授に就任され現在に至っている。

 

 東工大では山本經二さんと教授仲間であった。その頃、私は山本經二さんと時々アフ

ターシックスの懇親をしていた。そのうちの何度かは小見山二郎さんにもジョインして

もらって3人会とした。その二次会では大概は小見山さんの「行きつけのスポット」へ

案内されたものだ。また平成7年9月には京大東京工化会の例会で「水の科学〜高分子

とのかかわり〜」をテーマに講演されている。その会には故森川正信さんも出席されて

いて、講演会と懇親パーティが終了した後で、3人で森川さんのお得意のスポット(千

疋屋・日本橋の傍のバーで森川さんとたびたび行ったことがある)で歓談したのが今と

なっては懐かしい思い出である。

 

 去る9月末の土曜日、東工大図書館で偶然小見山さんと出会った。東工大の聴講生に

なって4年目であるが、大岡山で小見山さんと出会うのはこれが2度目であった。今回

は、同じ図書閲覧テーブルで調べものをしていて、お互いに気付いていなかったのが、

相当時間経過してから小見山さんの方から私を認めて声をかけてこられた。誘い合わせ

て駅前のドトールコーヒーで小1時間歓談した。正倉院宝物の緋色解明の話はここで聞

いたものである。

 

                                (以下次回)