2006.11.1

西村 三千男 記

続々「ポコポコ・イタリアーノ」

 

第17話 イタリア漫画文化の中心〜ボローニャ

 

TVイタリア語講座の「ボローニャを歩く」シリーズで、当地がイタリア漫画文化の中心

であると紹介された。私自身は、漫画に対する関心は極めて薄いのであるが、講座の内容

を要約してみよう。

 

ボローニャは、マンガの出版権を売買する見本市を開いているイタリアで唯一の町であ

る。見本市は毎年2月に開かれる。日本の新刊マンガの版権はここで売買されて、数ヶ月

後にはイタリアで出版される。マンガの出版社や専門書店もボローニャに集中している。

 

日本のマンガはイタリアでも大人気で、殊に若者から支持されているという。イタリア

語でコミックのことは fumettiであるが、日本漫画は日本語そのままにマンガ MANGA

呼び、最初の音節「マ MA」 にアクセントが置かれている。その一方でアメリカやイタリ

アのコミックは大人向けが主で棲み分けが出来ているそうである。

 

この続々「ポコポコ・・・・」シリーズの前々回と前回とに登場したボローニャ在住の

女流マンガ家、市口桂子さんもこの回の講座にビデオ映像で登場した。私の想像していた

イメージとは全く異なり、若くてチャーミングなお嬢さんだった。当地で10年以上もの

間、マンガ翻訳の経験を積んでいるという。

 

                       (以下次回)