ウェブサイトの文書は箱詰に     中村省一郎 7-8-08

 

ワードで書かれた日本語の文書をウェブサイトに掲載するためにはhtm形式に変換しなければならない。この変換は簡単で、ウェブページとして保管すればよい。

 

しかしこのままでウェブサイトに掲載すると不都合なことが起こる。第一は、最初にワードで書いたときは右左のマージンが約2.5cmあり、また幅も適切でそのまま印刷しても不都合がない。しかしhtm形式に変換し掲載すると幅がブラウザーの幅とともにいくらでも広くなったり収縮したりで、ページの形が悪くなる。したがって何らかの方法で、ブラウザーの幅が変わっても、文書の幅は変わらないようにすることが望ましい。

 

第二に、ワードに文書と写真を混ぜてきれいに仕上がった場合も、htm形式に変換すると全部崩れて不恰好なもとなることである。写真の数が多いほど、変換後の始末が悪い。これは、ワードのよるhtmへの変換の機能が不完全なためである。

 

もし文書の言語が英語なら、ワードを使わないで、最初から全部をhtmで書くことは困難ではないので、幅の広さや、写真の位置など簡単に指定できる。しかし日本語は、htmでは一字ごとに5桁の(乱数のような)数字で表されるので、htmで書くことは出来ない。

 

そこで一つの解決法は、ワードの表の機能を使うことである。一番簡単な使い方から紹介しよう。下の図はワードのツールバーの表のアイコンを押したときにあらわれる表示で、1x1の表を作るためには、格子の左上の枡を一個選びクリックすればよい。

 

 

その結果は、下の図のごとく幅6インチ、縦一行分の箱が現れる。それからはすべてこの箱の中に文書を書いてゆけばよい。またほかの文書の一部か全部をこの箱のなかにコピーしても良い。とにかくこの箱の中は、ワードの白紙のページのごとく使える。6インチの幅はウェブページの幅として丁度よいが、箱の幅を変えることも簡単に出来る。

 

 

 

 

このように箱つめにした文書は、htmに変換しても、幅が変化しない。しかし、このままでは箱の黒い線が邪魔になるがどうすればよいか。その答えは黒い線を白色に変えればよい。

 

マウスの左を押したまま、ワード画面の右から左にかけてこすると、文章および枠の上がハイライトされ黒くなる。

 

そこでtable(あるいは表)アイコンをクリックすれば、垂れ下がるメニューが出、table properties(あるいはその日本語翻訳)の選択が出来るはず。そこをクリックすると小さなwindowが開き、borders&shadingのボタンがみえるので、クリック。またwindowが開き、そのなかにcolor:がよめる。その下にautomaticの箱があるので、その横の下向きの矢印ボタンをクリック。色の格子が出るから、右下の白色のところをクリック。そのあとOKで、windowをどんどん消してゆく。さいごにwordでクリックすると、枠の色が白にかわる。

 

じつはこのページも白色の箱詰にしてある。参考のため箱の色が黒のときの様子も見れるようにしてある。

 

写真が一個以上ある場合も表のなかに押し込めてゆく。原理は同じだが、1x2の表が数個必要となる。線を白くする前の実例を示すのでお分かりいただけると思う。