近況報告      2008−9−28   文野 寛

 

ここの所毎年3回は風邪を引いている。寒気を感じ鼻かのどの調子がおかしくなればす

ぐに本格的な風邪症状が始まる。そんな時は風邪薬を使うとかえって長引くのでベッドで

安静に過ごすことにしている。症状は長くても1週間位でおさまるのだがその後が大変だ。

必ずといって良いほど咳が始まり、市販薬でも近くの医者の処方薬でもなかなか治らない。

そこで最終的には少し離れた掛りつけの医院に漢方薬を含む処方をしてもらってやっと治

まる。

 風邪予防に良いというサプリメントを試したり、咳止め効果があるという毒だみ酒をイ

ンターネットで購入したりしたが、相変わらず風邪と咳に悩んでいる。これは基礎体力が

不足しているせいだと思い、わらをも掴む思いで7月からこれまでにも何度か挫折したこ

とのあるラジオ体操と湿布摩擦を始めた。朝6時半テレビのチャンネルを合わせレオター

ド姿の美脚に見とれながら錆びついた蝶番のような老体を動かしている。続いて水に浸し

絞ったナイロン混紡のタオルで標準体重をかなり下回る体をこすっているが、効果の程は

この冬を越さないとわからない。

 冬を越さなければわからないのがわが家にもう一つある。車で20分程の所に住む2才

半の孫娘に見せたくて、予備知識が全くないにも拘わらず8月に知人から甲虫の卵か幼虫

を貰った。そのまま育てることが出来るようにすべてがセットされているプラスティック

ケースの透明な部分を通して茶褐色の堆積物は見えるがどのような生物が中にいるか判ら

ない。表面が乾かないように霧吹きだけはしているが果たして来年の夏に甲虫の成虫が現

われるだろうか。

 晩婚の身ながら3人の子どもは既に家を離れ、今は夫婦2人と何匹かの昆虫とが一つ屋

根の下で暮らしているが、甲虫共々小器晩成の境遇に安んじている。