第三部 近況報告・思い出

 

 総会の始めに物故者7名に黙祷が捧げられ、若いままの顔、最近まで元気だった顔と様々な思いに耽っていました。

所用があり、欠席の仲間は約3分の1です。後期高齢者に近づき、本人や連れ合いに年相応の病気も抱えながらも、皆さん何とか元気に過ごしているように見受けました。

 それぞれに、社会に貢献する仕事を終えた現在の過ごし方も、様々です。さすがにアイソマーズと思われるのは、知的な活動を続けている人が多いようです。一方、スポーツや遊びで、高齢期を乗り切るよう励んでいる人もいます。野菜作りに熱中している人も沢山いるのは、化学者の特徴かもしれません。ノーベル賞の白川さんもそうでした。

寂しいのは、巨万の富をなした人が、まだ(・ ・)出ていないことです。

 

 以下に総会の席に出た、皆さまの近況報告・思い出を短くまとめました。(敬称略)。

逆光で上手く撮れていない写真もありますが、御容赦を。追加の感想など、ぜひホームページにお寄せ下さい。中村さんよろしく。

2003年に亡くなった森川さんの追悼文は、2003年のこのホームページ「アイソマーズ通信」の「通信」欄を、今年亡くなった川崎さんの追悼文は、今年の「通信」欄をご覧下さい。

 

 編集は武山高之、撮影は伊藤英二さんと武山夫妻。

 

写真1

久明

 今年は源氏物語千年紀。源氏物語の現代語訳も沢山ありますが、どうせならと原文に挑戦しようとしました。しかし、難しい。そこで源氏物語を止めて、最近は平家物語を読んでいます。(林さんの昨年一年の写真集は、「アイソマーズ通信」にあります。)

 

武山 高之

 私の下宿は吉田山荘の隣でした。真如堂前や神楽が丘は思い出の多い所です。昔を振り返り、京都大学に感謝していることは、「粘り強く、深く考える習慣を付けてもらったことと、討論の仕方を学んだことです」。お陰で、充実した半生が過ごせました。

 

文野

前回はアメリカ旅行中に歯痛に苦しみ、日本で歯医者通いのため欠席しました。歯医者と産科は海外旅行の医療保険が利かないのでご注意を。過去を懐かしむよりも、今は孫とデイズニーランドに行く日が来るのを楽しみにしています。

(文野さんの近況報告は、「アイソマーズ通信」近況報告にもあります。)

 

写真2

中村 省一郎

 前回出席は2006年の南禅寺。その後、ホームページ「アイソマーズ通信」を管理しています。一時期、投稿が減って心配していましたが、最近は増えて喜んでいます。どしどし投稿して下さい。いま凝っていることは焼酎作り。今回も鹿児島大学農学部焼酎科に寄って来ました。中村さんの今回の旅の感想文は、「アイソマーズ通信」にもあります。)

 

内本 喜一朗

 来年はスペイン巡礼の続きをしたいと思っています。そのため、スペイン語を勉強中です。新穂高温泉の時は、足腰を鍛える日程を組みました。日頃は湖西線の安曇川で野菜作りをしています。豪雪のときのシカ・サル・イノシシ対策として、柵作りに励んでいます。

  

大澤 映二

 出席番号5番内本、6番大澤。偶然にも内本君の次に座りました。いまだに、ナノダイヤのベンチャービジネスをやっています。大学教授がベンチャーで成功するには、まず論文を書けと言われます。今まで書いた論文は299報。あと1報で300報の大台です。

 

写真3

西村 三千男

 一昨年に内本農園訪問。ホームページに訪問記を書こうと思いましたが、内本さんから速達で差し止められました。内本さんがしばしば送ってくださる野菜は、調理して、京大名誉教授の野菜として、来客に自慢しながら賞味してもらっています。東工大の聴講生は74歳まで続ける予定です。年末年始はヨーロッパで過ごします。

        

近藤

 33歳まで、吉田山荘の隣に住んでいましたが、ここに来るのは初めてです。今は、朝ドラの「瞳」に出てきた都心のマンション暮らしです。70歳から弓道を始めました。週232時間ほど汗を流しています。水中ウオーキングで体力を維持。

 

写真4

伊藤 英二

今朝は、JR京都駅に9時半着。卒業まで住んでいた下池田町の下宿を訪ね、銀閣寺・法然院・霊鑑寺・真如堂を巡って、紅葉を楽しみました。近況としては、体調は問題なし。ゴルフ・卓球・囲碁・カラオケ・パソコンで暇を潰しています。孫は2歳9ヵ月で、可愛い盛りです。(伊藤さんの近況報告は、「アイソマーズ通信」近況報告にもあります。)

 

郷田 秀清

 とくに、変わったことはありません。元気にしています。

 

木下 嘉清

 生活信条は、

「いい患者、いい生徒、いいメンバー、いい亭主」と全て受身の生活をしています。

化学史の旅の後、もう一度、ベルリンとフィレンツェを回ってきました。

 

写真5

三鍋 輝雄

 皆さんと違って、文化の部も、勉強の部もない毎日です。週に5回のテニスは、千葉県や千葉市ではそれなりに名が通っています。マージャンは「喫わない、飲まない、賭けない」をモットーにしています。歳は75歳。いろいろ病気もありますが、元気です。

 

宿本 敏夫

 とくに変わったことはありません。元気です。思い出すのは就職した頃のこと。大阪ガスへ工場実習に行った時、人事担当がご馳走を奢ってくれました。その人は後に、会社のトップになられました。(宿本さんのスイカ作りは、「アイソマーズ通信」近況報告にあります。)

 

川端 成彬

 オーケストラを続けています。今年は3回演奏会をしました。ほかの時間は二人で野菜作りに励み、自家用野菜の半分を賄っています。内の奥さんは花が大好きで、ベランダや庭で一年中何かが咲いています。料理は抜群です。感謝しています。

(川端さんのオーケストラ活動は、「アイソマーズ通信」近況報告もご覧下さい。)

 

山本 經二

私もこの辺りに下宿していました。しかし、「吉田山荘」がここにあったとはついぞ気付かず、まして来たのも初めてです。真如堂の東参道というのを初めて登ってきました。

同級会に因んでお笑いを一つ:共学のクラスの同窓会で、酔いの廻ったおのこが、昔の女学生にお世辞のつもりで、お前若いなあ、幾つになった? 2007年の「アイソマーズ通信」に、山本さんの「卒業50周年を前に」という一文があり、参考になります。)

 

大橋 重康

 元気です。毎日、野菜作りに励んでいます。特記事項は、40年間続けたペーパードライバーの免許証を返したことです。

(大橋さんの野菜作りは「アイソマーズ通信」近況報告にもあります。)

 

写真6

藤牧

 家内は坐骨神経痛で急に出席できなくなりました。私は人助けのための技術移転を楽しんでいます。今はイスラエルのベンチャー企業が主な相手となりました。来年は、家族のメンバーが二人増えそうです。(奥さんのご病気は、快方に向かっているとお聞きしました。)

 

伊藤 一男

 前立腺ガンになっていますが、好きなことをやっています。素晴しい家内と一緒で感謝。感謝。

 

伊藤 寿子

 わが家は娘3人です。名古屋の娘の長女が、芸大の付属高校のピアノ科に入り、ママも弟も一緒に我が家に引っ越してきました。家の中が大変です。パパは名古屋で一人暮らしです。

 

写真7

藤井 祥子

 主人も私も、同伴の同窓会を誇りにしています。次回もまた、ぜひ参加したいと思います。

 

藤井 弘保

 アイソマーズのご夫妻での集まりは大したものです。私も家内と一緒にやってきました。三枝先生のところで、チーグラー触媒を研究していた昔が思い出されます。

 

 

写真8

永岡 宏一

 協和発酵がキリンと提携し、協和発酵キリンになりました。仕事の内容が変わり、複雑な気持ちです。OB会の幹事をしていますが、会社の意見は「大」に付けばいいということでしょうが、OBの大方の意見は逆です。

 

吉田 慶志

 学生時代は山とスキーに親しんできました。今は膝を痛め、カートのあるところでのゴルフです。大阪の大学連合のTLOの仕事をやっています。大学が持っている技術の移転の仕事です。この点では日本は遅れており、もっと有効に活用したいと思っています。

吉田さんのTLO活動は、「アイソマーズ通信」近況報告にもあります。)

 

中村 昭子

 5年という約束でアメリカに行きましたが、35年になりました。最近は、アメリカと日本をしばしば往復しています。娘が国際結婚をして、今は東京暮らし。今回は10月中旬から来ています。主人は一人で趣味を楽しみ、料理もしています。

 

写真9

内本 節子

 変わりありません。元気で過ごしています。

 

木下 蘭子

 2回の「化学史の旅」に参加しました。あの時はお元気でした、川崎さんが亡くなり残念です。夫が定年になると、妻は余計に忙しくなります。しかし、来年は私も70歳。私も定年にさせてもらいたいと思っています。しかし、孫に頼られて、忙しい。幸せです。(木下さんの「化学史の旅パート1」の随筆は、2005年の「アイソマーズ通信」にあります。)

                       

武山 文子

 主人はアイソマーズ総会が近づくと嬉しそう。私も、今では、すっかり同級生みたいになっています。2年前、心筋梗塞でステントを入れました。その経験を『突然の入院』というエッセイに書きました。他人の病気は面白いらしく、好評で増刷を重ねています。

(『突然の入院』は近々アイソマーズ通信に掲載をお願いしますので、参考にして下さい。)

 

大澤 祥子

 主人は、今は信州上田で研究生活です。毎日、お昼には食事をしに帰ってきます。終の棲家は軽井沢追分ですが、もう紅葉も落ちてしまいました。

先日は、二人で中国の西安に行ってきました。

 

写真10

川端 章子

 主人の褒める料理は、スピード簡単メニューです。彼もマイペースで手が掛かりません。オーケストラの練習日の前の金曜日はイキイキとしています。若いお嬢さんに会えるからでしょう。

 

西村 成子

 息子たちは自立させるため、手をかけないようにしましたが、今はいつも孫が抱きついてきて、大変です。終の棲家のマンションの向かいに、ワンルームマンションが建つ計画があり、わが家は反対運動のたまり場になって、女性が大勢押しかけてくる毎日です。その都度、赤ワイン、白ワインと楽しんでいます。

 

芙美子

 主人が亡くなって15年になります。

今日は仏さまが「行け」というので、参りました。今度会う時には、今日のことを話したいと思います。子育てに苦労しましたが、息子3人に、孫8人で賑やかにしています。