1.銀河

 

銀河は非常に数多くの星、星のかけら、ガスからなる集団のことで、その数は小さいものでも10^7個、大きいものでは10^12個の星を含んでいる。銀河中の星は重力により結ばれている。地球から見える銀河の数は10^11個ある。

 

われわれの住む太陽系はミルキーウェイ銀河(MWG)に属し、その中心と端の中間くらいに位置している。ほとんどの銀河の直径は3000ないし300,000光年。MWGの直径は100,000光年。

 

MWGの隣に位置し、ほぼ同じかさらに大きい銀河はアンドロメダ銀河(カタログ番号M31)で、MWGからの距離は2,500,000光年、MWGの直径の約25倍。MWGとアンドロメダ銀河は接近しつつあり、やがては衝突するであろうから、地球に住む人間は注意が必要。

 

MWGは地上から肉眼で見えるが、自分たちがその中にいるから、その全貌を見ることはできない。アンドロメダ銀河は肉眼で捉えることの出来る数少ない銀河のひとつである。望遠鏡をもちいれば、かなり多くの他の銀河をみることが出来る。しかし、遠方の銀河系の写真を鮮明に取れるようになったの1990年ハブルスコープが出来てからである。

 

銀河の構造には特徴があり、基本的な形は中心にブラックホール(BH)があり、その周りを無数の星が渦巻き状に群がっているか、または中心のブラックホール(BH)から腕が両側にでていて、星雲の渦はその腕の先から出ている。さらに大きな特徴は、全体が平板的、つまり薄い厚みのある2次元的構造になっている。アンドロメダ銀河はまさにこのような形をしているが、MWGもそうであることがわかっている。

 

しかし、銀河によっては、球状、楕円体状、無定形、あるいは輪型になっているものもみられる。球状、楕円体状、無定形、輪型はすべての場合、もともと基本的な形(円盤状)をしていた銀河が他の銀河と衝突、あるいは合流して、変形したものと考えられている。特に輪型には、他の銀河が中央を通りぬけたために出来た。

 

アンドロメダ銀河やMWGはBHの周りを旋回していて、その周期はMWGの場合、中心部で1.2x10^7年、外側で5x10^7年である。中心部というのは、2個の腕を含む円盤形の部分で、固体の回転のように、形を変えないで回転している。外側の回転速度のほうが遅いことが、螺旋形の星雲を形成する。