3. アインシュタイン環(Einstein Ring)

 

 

星あるいは銀河の重力のよって光が屈折することは、1912年アインシュタインにより予測されたが、1919年の皆既日食での観測により、実証された。アインシュタインリングがレンズの効果を予測したのは1936年であったが、ハッブルスコープにより多くの実証する写真が得られている。アインシュタイン環(ER)というのはその屈折によってレンズの効果をおこす現象である。

 

太陽の近傍は強い重力の場が出来ていて、宇宙からの映像、x線、ガンマせんなどの電磁波がすべて屈折され、その結果地球からは、映像がレンズで拡大されたように見えるはずであるが、平素は太陽自身からの光が強くて、見えない。唯一の機会は皆既日食のときで、天文研究者が皆既日食に夢中になるのは、ここに一つのおおきな理由がある。

 

ERは太陽ばかりでなく、銀河でも起こる。地球から見て遠近二この銀河が一直線上に重なるとき、近いほうの銀河の重力が遠いほうの銀河の映像を拡大し、レンズの働きをする。

 

2008にHabble scopeにより撮影された

double Einstein ring