ケイパー(caper)

 

今年の春バルセロナの郊外で宿泊した宿屋の庭に、それまで見たことのなかった植物が植わっていた。なんという植物か宿の主人にきいたところ、「ケイパー、その花のつぼみは料理に使う」、と教えてくれた。ケイパーは食べたことはあるし、どんな植物だろうかと思ったことは何度もあっても、花の蕾とはその時までしらなかった。

 

ケイパーを初めて食べたのは、パリのシャンゼリゼー道りで凱旋門からさほど遠くないところに、コペンハーグという北海の魚の料理を専門とするレストランがあって、冷たい魚料理のさらにケイパーがいくつぶかのっていた。アメリカのレストランでこれに出会ったことはないが、輸入食料品店にゆくとビン詰めで売っている。

 

独特の香りがあり、下の写真にもあるように、イタリア、フランスでパスタなどに使われることが多いという。

 

      

 

Capparis spinosa: Caper bud  Capparis spinosa: Salted capers

 

(右下は塩漬け)

 

中村省一郎  9-18-09