2009.6.17

西村 三千男 記

我が追憶のコート・ダジュールとリビエラ

 

地図を見ながら、中村さんの連載旅行記「地中海沿岸自動車旅行」をトレースしている。

自分も旅行している気分になろうという魂胆である。若い頃から国際運転免許は持っては

いるものの、レンタカー旅行をしない私は、地図と並べてトーマスクックのヨーロッパ鉄

道時刻表も座側に置いて、レールの場合の時間距離も想像してみる。

 

中村さんの旅行コース

バルセロナ空港から直ちにレンタカーして、スペイン〜フランス国境を越え、南仏の小都

市ベジエ(Beziers)で1泊〜マルセーユ(Marseille)とアルル(Arles)をバイパスして〜著名

なリゾート地ニース(Nice)で1泊〜モナコのモンテカルロ(Monte Carlo)を通過して、フラ

ンス〜イタリア国境を越え、ジェノア(Genova)を経由してフィレンツェ(Firenze)で3泊〜

旅はこれから何処へ?

 

西村の追憶の旅行コース

バルセロナ空港から空路ニース・コート・ダジュール国際空港(Cote dAzur International

Airport)へ。カンヌ(Cannes)で1泊〜翌朝、そのホテルから観光ハイヤーでカンヌ〜ニース

〜モンテカルロを早巡りして、フランス〜イタリア国境の駅ヴェンチミリア(Ventimiglia)

の駅へ到着。そこからイタリア鉄道で西リビエラのサンレモ(San Remo)、ジェノアを通過し

てミラノ(Milano)へ直行。

 

ベジエ(Beziers)

この都市にもベジエ曲線にも全く馴染みが無い。文末に添付された橋の写真はローヌ川??

橋は有名なアヴィニオン(Avignon)の世界遺産の橋に見えるけれど、そんな筈ないですね!!

 

カンヌ・ニース・モンテカルロ

周知の通り、この一帯をコート・ダジュール(Cote dAzur)と称する。稀に「紺碧海岸」と和

訳されることもある。ニース・コート・ダジュール国際空港はこの世界的リゾート地の空の

玄関である。

話が飛ぶが、私が永年勤務した電気化学青海工場のクラブの和風座敷には「白山蒼海」と書

いた扁額が架かっていた。「白山」は日本アルプスを、「蒼海」は青海を意味したものだと

思う。ヨーロッパ系ゲストには、これを「モンブラン〜コート・ダジュール」と得意そうに

説明していたのを思い出す。

 

ヴェンチミリア:

フランス〜イタリア国境の駅ヴェンチミリアは、大きな駅である。昔も、現在も通過列車が

無くて、フランス側、イタリア側双方へ始発列車、終着列車がある。操車場や駐車場の面積

がそれなりに大きい。ここは、コート・ダジュールとリビエラ海岸の境目でもある。西のモ

ンテカルロ、東のサンレモと華やかなリゾート地にそれぞれ15〜17Kmの至近距離で挟

まれている。それなのに、何故か判らないけれど私にはここが「最果ての駅」のイメージに

響くのである。他の国境の街、例えばバーゼル(ドイツ〜スイス)とは、(私にとって)ま

るで異なるイメージである。

 

サンレモ・ジェノヴァ:

ヴェンチミリアからジェノヴァを中心とするこの一帯をリビエラ海岸(Riviera ligure)

称する。著名なリゾート地や世界遺産が連なっている。このイタリア側は、フランス側の

コート・ダジュールとは明らかに雰囲気が異なっている。

 

(おわり)