麻布中学でビオラとバイオリン

 

(この写真は4月18日に行われた麻布学園定期演奏会のあと、はにかむ孫と一緒に撮ったもの) 
 
1)「世間は広いようで狭い」の実例 
 私の孫の一人は、麻布中学の2年生であり、幼少からバイオリンを習っていたこともあって、管弦楽部に入っている。昨年の9月、1年生の孫にとって初めての部活演奏会があり、ドヴォルザークの「新世界」など、結構楽しませてくれた。帰り際、校門近くを品の良さそうな(?)初老の夫婦と同校の父兄と思われる家族が先を歩いていた。おや?どこかで見覚えがあるな、と思って近づいてみるとやはりそうだった。池田俊一君だった! 
伊「なんでここに?」 
池「いやー、孫の演奏会があってな」 
伊「俺もや。君んとこは?」 
池「中2でビオラ。お前んとこは?」 
伊「中1でバイオリン」 
というわけで、まことに奇遇というか,世間は狭いというか、孫同士が同じ中学校でしかも同じ部活とは!驚きであった。これを機に、毎回孫をさかなに麻布で一杯やろうということに相成った次第である。 
2)先日の4月18日の定期演奏会 
 孫たちの演奏と池田君に会えることを楽しみに再び麻布学園を訪れた。予想通り、彼も奥さんや婿さんと一緒に来ていた。私のすぐうしろに座っていたらしいが、私の髪の毛が黒いので人違いかなと思ったとのこと。 
 演奏のほうは、細かい技術的なことは分からないが、ハイドンの交響曲「ロンドン」、ドヴォルザークの第八番、ベートーヴェンの第五番「運命」など、難しい曲ばかりをよくぞやったものだと感心した。 
 終わって、来場の聴衆に「ありがとうございました!!」と出口で最敬礼しながら見送ってくれる全部員の中から、われらの孫を強引に引っ張り出して念願の4人一組の写真を撮ることができた。そのあと、麻布で彼と一杯やったのは勿論である。卒業後50年にしてこのような機会に恵まれたのも、孫のお陰である。(伊藤一男)4-21-09