白内障手術

伊藤英二(2010.10.28記)

 

 昨年12月に日帰りで両眼の白内障手術を受けて10カ月経過した。遠くまで

鮮明に見えるようになり、近くはメガネで補わなければならないが満足している。

 

きっかけ

昨年9月に人間ドックを受診した。コレステロールが高いことと、矯正視力が

左右共に0.5までなのが気になった。それまで、車を運転していて交通標識の文

字が近づかないと見えにくかったり、ゴルフしていてボールの行方を同伴者に尋

ねなければならなかったりという不便さは自覚していた。

そこで、白内障の日帰り手術を売りにする、眼科医院で診てもらったら「中心

性白内障で進行は速い」と診断された。一方、友人から自動車運転免許証更新に

行き両眼で0.7に達しなくて、手術後メガネを作って免許取得するまでに数ヶ月

かかったと聞いたこともあり、翌年(つまり今年)更新期日を控えていたので手

術を決めた。

 

手術の経緯

1127日に手術前の説明を受け、眼内レンズを遠方用と決めた。手術の3日

前から自宅で感染症予防薬や瞳孔を開く薬を点眼するなどの準備をした。右眼は

12月3日に、左眼は15日にそれぞれ手術を受けた。

手術本番は、@点眼麻酔の後に手術椅子へ座る。A医師が角膜を切開する。

B水晶体(レンズ)の前嚢を切る。C水晶体の核と皮質を超音波で砕く。D吸引

して取り出す。E残した後嚢の中に眼内レンズを挿入し固定するといったもの。

なお、顕微鏡で拡大して見ながら手術するがコバルトブルーの五角形様のプリ

ズムがとても美しく見えたことが印象的であった。

眼帯を付けて1時間ほど経過して帰路についた。手術後3、4日通院。自宅で

2種類の薬を内服し、日に3種類の薬を3回点眼した。

 

メガネ

手術後3日で視力は1.1前後見えるようになり、60年ぶりに肉眼で星が美し

く輝いて見えることに感激した。

メガネを作るのは3〜4か月後だと言われたので、暫定的に両眼の手術2日後

に百均ショップで近くを見るためのメガネを3個買った。それはパソコンなど中

距離約60cmを見る+1.0のレンズが入ったメガネ一つと、1階と2階に置いて

新聞など近くを見るための二つで、試みに+2.5と+3.0のレンズが入ったメガ

ネとした。

恒久的には、今年の4月にパソコン用の上部に60cm、下部に30cmの中近両

用レンズを装着したメガネと、屋外用の上部に度なしで下部に60cm程度がよく

見える遠中両用レンズを装着したメガネをあつらえた。

 

費用

この頃は健康保険の自己負担が1割だったので、医院への支払いは4万円弱、

薬局への支払いは1,500円程度であった。そして、12月に他の病気を含めて

支払いが集中したことにより、国民健康保険高額療養費が約2万円支給された。

また、生命保険の特約に、日帰りでも手術の種類が適合したことにより約20

万円が還付された。

 

あとがき

 白内障はさまざまな原因で起こるが、最も多いのは加齢によると言われている。

しかし、同年齢の友人で手術した例はあまり聞かない。多少見えにくくなっても、

日常生活に支障がないので診察を受けない。診察を受けても、医師は是非にとは

勧めないからだろうか。

 私は中学生でメガネを掛けたからメガネを掛けることに違和感はなく、手術し

て良かったとつくづく思っている。

私の経験談は参考になったでしょうか?