200.23

西 村 三千男 記

連載「余談・ドイツ化学史の旅」

 

第28回 ミュンヘン旧南墓地

 

リービッヒの墓碑巡りを「ドイツ化学史の旅・パート1(2005年6月)」では省略

していたが、伊藤リーダーの熱意で今回のパート3で実現した。旅行前の調査で、墓の情

報(所在場所と墓地の配置図まで)を入手していた。2010年6月10日午後、男性陣

5名は木下さんの水先案内でU3〜U6ラインの Sendlinger Tor 駅を経由してミュンヘ

ン旧南墓地(Alter Suedfriedhof)を訪れた。目指すリービッヒの墓碑以外にも数多の著名

人、例えばシーボルト、オーム、ペッテンコーファー、フラウエンホーファーなどの墓が

並んでいる。墓地公園を散策しながら、記念写真を撮ったり、墓碑の主に関する中村さん

や武山さんの蘊蓄を聞いたりした。1ヶ所の公園墓地に、これだけ多くの多彩な歴史上の

人物が眠るバイエルンの文化と歴史の厚みを想うのであった。これは、2007年9月に

訪れたゲッテインゲンの市立墓地でも同様であった。

 

ここにグーグル検索で見つけたウエブサイトを紹介しよう。

(http://isar-athen.de/sanpo301.html)

ミュンヘン旧南墓地の多数の美しいカラー写真に短い説明文が添えられている。ウエブ

サイト全体は、厖大なカラー写真集(多分数百枚以上の)となっている。ミュンヘン市の

別称「イザール川のアテネ」について巧みな映像と達者な文章で紹介している。編集者は

ハンドルネーム「やまねこ」を自称している。滋賀県出身の男性で年齢不詳。2004〜

2007年頃ミュンヘンに住み、ミュンヘン大学でドイツ近現代史とバイエルン史を専攻

・・・とサイト上で自己紹介していた。

 

(以下次回)