注1 フレンチパラドックスの真相

 

フランス人は脂肪の多い肉やフォアグラなどを多く食べるのに、なぜまた心臓病が少ないかの理由がわからず、そのことがフレンチパラドックスと呼ばれた。

 

2002年に英国の医学研究者がこの答えを出した。フランス人は赤いぶどう酒を大量に飲むが、そこに答えがあるという。赤いぶどう酒にはポリフェノールが含まれ、それが血管を収縮させるペプタイド(エンドセリンー1)の生成を阻止するためであることを突き止めた。

 

しかしフランス人は健康な生活をしているから、赤いぶどう酒だけでは説明できないという意見もつよい。すなわち

 

1.  エスプレッソという強いコーヒーを一日何度も飲むので、ぼんやりしていることがなく、常に体を動かしている。

2.  ファストフッドを食べず、食事は家庭で素材から作ることが当たり前である。

3.  非常に良く歩く。一つにはガソリンの値段が高いので、車をあまり使わない。

4.  昼食と夕食に長い時間を費やす。そのため消化が良くなり、間食をせず、ジャンクフッドも食べない。

 

たしかに、その項目もアメリカ人は逆をやっている。日本では3が該当するが、1は当てはまらず、2と4はどうだろうか。また日本ではポリフェノールは緑茶から取っているが、赤ぶどう酒の消費は大きくない。