2011.11.29

西村 三千男 記

 

関東アイソマーズのミニミニ集会(2011.11.26、日吉)

 

久し振りに関東アイソマーズのミニミニ集会が成立した。メンバーは僅か4名(武山、

藤牧、山本、西村)。

 

11月26日、慶大日吉キャンパスで開催された高分子学会の世界化学年記念シンポジ

ウム「高分子が未来を拓く」に出席した後、日吉の居酒屋で懇親した。いつも通りの談論

風発の主な話題は、当日のシンポジウム講演内容の反芻であったが、その他に2011年

10月、日経に月間連載された前田勝之助氏(東レ元社長、名誉会長)の「私の履歴書」

の記述内容の棚卸しもワイワイガヤガヤ。

支払い時のサーチャージ分¥1,855.をアイソマーズ通信運営費へカンパ、西村預り。

 

記念シンポジウム

一般社会人の他に、高校生と、何故か東進ハイスクールの予備校生が多数参加していた。

申込み案内のWebポスターでは気付かなかったが、高校生を理系進路、殊に高分子化学

へ誘致する意図があったらしい。その目的に沿ったプログラムとなっていた。現在大活躍

されている一流の講師陣に、講演時間を60分とタップリ割り付けて、最先端の高度な話

題を啓蒙的にやさしくプレゼンテーションするものであった。

 

講演1.「日本発世界初の本格的再生医療普及への挑戦」岡野光夫教授(東京女子医大)

    本件はアイソマーズ通信2008年号に掲載の西村の下記拙稿に最近の進歩を加

えた内容であった。

 再生医療のこぼれ話(武山さんの尻馬に乗って)〜番外編・その2

http://isomers.ismr.us/isomers2008/stem_cell_annex8.htm

講演2.「フォトニクスポリマーが拓くFace-to-Faceコミュニケーション」

     小池康博教授(慶応大)

    光ファイバーは石英ガラスからつくるという常識を覆して、プラスチックス製の

光ファイバーに挑戦し、約20年前に世界最初の成功をおさめた。その後産業界

で実用化され、毎年ノーベル賞候補にも挙げられている。

講演3.「有機系太陽電池が拓く未来の低炭素スタイル」瀬川浩司教授(東大)

    講師は京大の石油化学・分子工学・本多健一研卒(84B、86M、89D)

    本多・藤島研の実質的継承者を自認されている。

東大〜NEDO〜内閣府FIRSTプログラムなどで大活躍中。

2012年1月の京大東京工化会で講演される予定。

講演4.「21世紀型水処理基幹技術による水問題解決への挑戦」辺見昌広(東レ)

    逆浸透膜(RO膜)について、高校生向けにその原理から開発の歴史、最先端

    の技術課題までを解説された。

この技術は武山さんも、現川端総務大臣(?)も東レ在職中に担当されたとか。

 

                             (おわり)