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糖尿病と酒粕

食事でたべた澱粉はアミラーゼにより糖質となり血液に吸収される。これを血糖という。血糖は膵臓で作られるインスリンにより脂肪細胞に取り込まれ、脂肪に変わってエネルギー源と なるが、インスリンが不足したり、その作用が妨げられ、血糖が脂肪細胞に取り込まれずに増えてしまうと糖尿病を発症する。血糖が筋肉の脂肪細胞に取り込まれないとエネルギー源が不足することになる。

糖尿病が進むと非常に深刻な他の病気を引き起こすのでその対処は真剣に行わなければならない。糖尿病には1型と2型がある。

 

1型糖尿病は主として若年者(30歳以下)にあらわれ、インスリン依存型の糖尿病ともいわれる。すい臓からのインスリンが非常に少ないか、あるいは全くない場合もある。1型糖尿病には一日に数回のインスリン注射が必要である。1型糖尿病の割合は全糖尿病者の5~10%。1型糖尿病は自己免疫機能によりおこる。その意味は、自己免疫機能が膵臓のベータ細胞と呼ばれるインシュリンを作る細胞を壊してしまうことが原因である。

 

2型糖尿病はインスリン非依存型糖尿病ともいわれ、35歳以上であらわれるが、近年は若年者にも現れることが多くなった。2型糖尿病ではインスリンは生成されるが十分でなく、またその利用効率の低下が問題を起こしている。2型糖尿病は全体の90~95%である。運動不足や肥満が引き金となっておこる。2型糖尿病が発生する率は家系や人種とも関係していることが分っている。2型糖尿病を改善するためには食事の量を減らし、体重を減らし、また運動をすることが大切であるが、ひどくなれば薬をあるいは注射が必要になる。

 

酒粕の効果

体内にはインスリンの働きを阻止する物質がいくつかあり、その代表がカテコラミンである。カテコラミンの力を弱めればインスリンの効果が強くなる。酒粕中にはカテコラミンの力を弱める物質が含まれている。また、別のページでも記したように酒粕には脂肪の吸収を抑える働きがあり、さらに腸から吸収する糖の量を減らす働きにくわえ、タンパク質の分解吸収を促進する機能性物質が含まれているため、糖質を減らしてタンパク質を吸収しなければならない糖尿病患者には最適である。