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肝硬変

肝臓というのは再生力の強い内臓器で、アルコールで傷ついても飲酒をやめると再生してくる。しかし過度の飲酒を繰り返していると奸細胞が増えてしまった細胞で取り囲まれ硬化してしまう。これが肝硬変である。その結果血液の流れが悪くなり肝臓本理の機能が低下する。その結果として、皮膚が黒ずんでくる、手の甲に斑点ができる、おへその周りの静脈が膨れたり、むくみや黄疸が起こる、血中に中毒物質のアンモニアが増加し精神異常のため異常行動を起こすこともある。

 

日本の肝硬変は20~30%がアルコールによるもの、残りの70~80%がウイルスによるものとされている。

 

さて都道府県別の肝硬変による死亡のデータを調べると、アルコールを大量に消費する東北地方(秋田、青森、北海道)と九州では、九州では肝硬変による死亡率が高いが、東北地方では肝硬変による死亡が極めて低い。このことは、ビール、ウイスキー、焼酎を大量に飲む地域では肝硬変による死亡率が高いが、日本酒を大量にのむ地域では肝硬変による死亡率が極めて低いという結論になる。(焼酎による肝硬変死亡率はウイスキーの倍近い)。

 

また日本と外国を比べると、日本での肝硬変死亡率は外国のよりもはるかに低いことは、日本では日本酒がのまれ、また料理にも使われていることが原因であると推測されている。