(5)Vienna Philharmonic Orchestra, Franz Welser-Moest, Music Director (Conductor), Live (1/1)

 

ウイーンからの正月元旦のウイーンフィルハーモニーの中継は毎年おこなわれる。演奏会の場所はMusikVerien(音楽堂)。5角形のKenerRing通のすぐ内側で、オペラハウスからも遠くない場所にある。パイプオルガンと舞台はあるが、幕はなく、劇や歌劇には使わない。WW2の空襲で倒れたが、戦後いち早く再建された。

 

さて、正月元旦の演奏ではFranz Welser-Moest が指揮した。小澤征爾が元気なら彼がやったはずだが、Franz Welser-MoestMusic Directorとして就任しWelser-Moestはオハイオ州クリーブランドオーケストラの常任指揮者で、現在もその地位は続いている。

 

元旦の曲目は、伝統的にヨハンシュトラウスと彼の父親の作曲した曲で占められている。音楽堂の聴衆には最後になるまで見えなかったが、同じ建物のなかで、ウイーンバレー団のめんばーが、会場の音楽にあわせてバレーをいくつか踊った。バレー団のメンバーは、演奏会の終わり近くになってからから音楽会場に入り、狭い通路でごくわずか踊りを見せた。

 

TVでのコンサートのもう一つの利点は、指揮者のインターヴィウが放送されることで、これは指揮者の素顔と声が聞け、親しみを感じさせまた大きな学びになる。自分でそのコンサートにいっても、指揮者と楽団は遠い存在なのである。

 

元旦の演奏会では30、000本の花が舞台に飾られたが、イタリアリビエラのサンレモから運ばれらという。サンレモは地中海沿いにあり、モンテカルロから東向きに高速道路を走ると、イタリアに入ると最初の町でありモンテカルロから30分くらいの距離。温室の数多く立っている町だから、花も温室で栽培していたのに違いない。

 

この音楽会は年末の数日前から繰り返されていて、私の近い親類も2日ほど前に同じ会場に行っていたのだが、花はまだ飾っていなかったと不満を漏らしていた。

 

この演奏会のテレビ司会はアメリカから行ったポーラゾーンという女性の美人アナウンサーが行った。この人は、放送アナウンサーとして広く知られているが、チェロを弾く人でもあり音楽の知識も豊富である。途中、ウイーンの近代美術館や冬景色を紹介したのもよかった。