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ガス灯

 

ガス灯は1792年頃にウイリアムマードックにより発明され、最初は彼自身の家、後に彼の工場に設置され、さらに英国中に広まった。蒸気機関と切っても切れぬ関係がある、というのはマードックはモウルトン-ワット会社で働いていた蒸気機関の技師であり、蒸気機関に精通していたばかりでなく蒸気機関に関する幾つもの重要な改良をおこなった。

 

Gas lamps and gaslighting in London

http://www.urban75.org/london/london-gas-lamps-and-gaslighting.html

 

マードックは自費を投資して高圧蒸気機関を作り蒸気自動車も作った。高圧蒸気機関はしかしワットの反対にあって、それ以上の開発を断念した。マードックの発明や手がけた開発にはサンプラネタリウムギア、蒸気機関を付けた船などもある。

 

マードックはモウルトン-ワットの社員だったので、ワットの意見に従ってガス灯の特許はとらなかったが、別の会社がコークス生産とガス灯のサービスを作る会社を作っり巨大な事業に発展した。19世紀前半の石炭の最も大きな需要はガス灯のためのガスの生産のためとなった。マードックは特許をとらなかったのと、モウルトン-ワット会社はガス灯の事業に興味がなかったので、マードックはガス灯の発明からは何の報酬も得られなかった。

 

ガス灯が産業革命に果たした影響は大きい。ガス灯以前は灯油のランプで、これでは暗くて夜になると仕事ができなかった。ガス灯が出来てからは、工場での夜間作業が可能となり、生産の効率は格段に上がったのであった。

 

1892年にガス灯100年を記念して、スコットランドのスターリング市に彼の記念碑が建てられた。ガス灯は今もロンドンで多数使われている。

 

Gas lamps and gaslighting in LondonGas lamps and gaslighting in London