「2012年度化学史研究発表会」報告

‐西村三千男さん「ドイツ化学史の旅(3)」発表ほか‐

 

武山高之(2012.8.2記)

 

7月14日(土)、15日(日)の2日にわたり、山口県周南市のホテルサンルート徳山で、2012年度化学史研究発表会が開催された。以下、報告する。

 

      アイソマーズからの発表

 西村三千男「ドイツ化学史の旅(3)」

 

写眞 発表中の西村三千男さん

                 

 

      アイソマーズからの参加者(敬称略)

 伊藤一男、西村三千男・成子夫妻、武山高之・文子夫妻

 

○ アイソマーズからの発表についての感想

「ドイツ化学史の旅」の発表は、一昨年の明治大学における伊藤一男、昨年の弘前大学における武山高之に続き、3回目になった。次第に京大アイソマーズの知名度も増し、友人も増えてきたと自負している。

 

○ ほか、今回発表会の特記事項

発表会の前日13日のエクスカーションで、日産化学小野田工場「ルブラン法炭酸ソーダ製造塩酸吸収塔」および太平洋セメント「旧小野田セメント徳利窯」の2つの産業遺産の見学ができた。また、15日午前中には、(株)トクヤマの工場見学ができ、いずれも大変有意義であった。

 

シンポジウム「日本の化学産業の近代化と瀬戸内」で次の4題の報告があった。

台信富寿氏(元太平洋セメント)「小野田セメント徳利窯の語るもの」

鈴木謙二氏(日産化学)「日産化学工業株式会社小野田工場の歴史」

三浦勇一氏(トクヤマ)「(株)トクヤマの歴史に見る環境と経営」

大田康博(徳山大学)「周南コンビナート構成企業の生産合理化と事業展開」

 

また、特別講演

兼重宗和氏(徳山大学)「徳山海軍燃料廠について」

があった。

併せて、明治期から現代に至までの日本の化学工業における山口県の存在感が改めて、認識させられた。