2012.5.20

西 村 三千男 記

 

ノートパソコンの故障トラブルと更新

 

私のノートパソコン(NEC/LaVie 750 LL)は今年の連休前半(2012.4.30)に重故障でダウンした。翌日、直ちに代替え機(TOSHIBA dynabook T-451)を購入し、連休はそのセットアップに忙殺されてしまった。皆さんのご参考用として「アイソマーズ通信」にその顛末記を寄稿する。

 

不運にも・・・

旧PCは2005年12月購入から6年数ヶ月使って更新の時期を迎えていた。連休明けの5月には買い替えようと後継機種を比較検討中であった。もしも、連休前に買替えを実行していたなら・・・、或いはもしも、旧PCが後2〜3週間長持ちしていたら・・・、今回のパソコンの更新ストーリーは全く別の姿になっていただろう。今年のGW連休の過ごし方もずいぶん違っていた筈である。

 

後継機はSSDが有力に・・・

世間はスマートフォンブームが続き、パソコンの売れ行きが低調でドンドン値下がりしている。パソコンメーカー側は「SSD搭載のウルトラブック」でその流れに対抗しよう・・・と各社とも新製品を投入。大学の先生方中心に人気絶大のモバイルPC「レッツノート(Panasonic)」とスマートフォンと双方に対抗しようと目論んでいる。SSD搭載ウルトラブックのセールスポイントは「薄い、軽い、速い、バッテリー駆動時間が長い」等々である。一方でその欠点は「SSDは量産

初期にあって割高、ディスプレーが13〜14型と小型、納期が注文後1〜4週間かかる」等々である。私のパソコン使用スタイルはモバイルではないので、SSD搭載ウルトラブックは後継機に相応しくない・・・と思いつつも、世間で人気の最先端のモノを買い求めたい・・・とも考えた。そこで、家電量販店のパソコン売り場をハシゴして、各社(東芝、富士通、日本hp、デル等)のSSD搭載ウルトラブックを重点的に調査し、日本hpの最上位機種に決めようとしていた矢先で

あった。

 

サドンデス

私のパソコン全般の師匠I氏は町田の電気化学中央研究所勤務。4月25日に種々の用件で往訪面談の約束をしていた。その日パソコンについては、旧PCの状況、更新機種の調査報告(I氏はネット調査、西村は量販店調査)、今後の進め方、更新機の購入時期などを相談。そして、5月2日に再度面談するアポイントも成立していた。皮肉といえば、正に皮肉極まりないタイミングであるが、直後の4月30日朝、旧PCがサドンデスしてしまった。・・・電源をオンにするとWindows XPは立ち上がるけれど画面が動かない状況となった。

 

後継機購入(TOSHIBA dynabook)

師匠I氏と連絡をとって、翌日(5/1)故障した旧PCを電化中研(町田)へ搬入した。診断の結果、「重症、復旧できたとしても時間がかかる」ということで即日後継機を購入することに決めた。ヨドバシカメラ町田店へI氏に同道願った。納期の遅いSSDモデルは断念して、その日に持ち帰り可能な機種から、極力ハイスペックのものを選定(TOSHIBA dynabook T-451/46EBD)した。Microsoft Office Home and Business 2010 (PowerPoint 2010 を含む) がプレインストールされ

ているリッチなグレードが、信じられないくらい安価であった。トレンドマイクロ社のウィルスバスター・3年版を併せて総支払金額は¥84,600.であった(更にポイント10%を還元)。

 

 バックアップは・・・

パソコン内のデータを日常的にバックアップするのは今では常識である。このバックアップを容易にしたのはリムーバブルHDDの登場であった。私の、前回のパソコン更新は2005年12月であったが、それに先立つ同年10月に、市場に出回り始めたばかりのリムーバブルHDDの初物を購入(40GB、¥11,800.)して、バックアップを始めた。その試行中のバックアップが際どく間に合ったのであった。その経験を当アイソマーズ通信2005年号〜2006年号に数回に分けて詳しく報告している。

その後2008年9月に家電量販店で、バッファロー社の自動バックアップソフト付きの大容量HDD(500GB、¥6,580.)を見つけて購入した。そして自動バックアップの中味を理解しないまま、直ぐに従来方式とバッファロー方式を両方併用して、日常的に週 1回位(自動ではなく)手動でバックアップしていた。単純な好奇心から バックアップされたデータを覗いて見ようと、このフォルダーを開こうとするとaaaaa.dbxbbbbbb.dbxのごとく拡張子.dbxが付随していて、フォルダーもファイルも開けない。「特別なソフトが要ります」とのメッセージが表示される。バックアップも復元も自動・・・が建て前であるから、(理解しないまま)放置していた。

 

 リカバリーは・・・

4/30にPCがダウンした後の顛末。自動バックアップHDDに保存されていたのはアドレス帳とメールデータとその周辺のソフト類だけで、My Documentsは含まれていなかった。復元すると。アドレス帳は新PCの「ドキュメント」の追加項目として、aaaaa.dbxの顔つきのデータを新PCのWindows Live メール2011にインポートすると各種フォルダーの末尾に「インポートされた・・・保存フォルダー」が新設され、その中に旧PCのメールデータの全てが普通のメールの

顔で出てきた。こんな経緯の結果として、メールのリカバリーはパーフェクトであった。一方のMy Documentsは自動バックアップされていなかった。大切だと思うデータは、日常的に40GBの旧リムーバブルHDDに手動バックアップしていた。また、師匠I氏が旧PCの内蔵HDDを取り外して、他のPCに装着してMy Documentsを強制的にサルベージしてくれたので、こちらのリカバリーもパーフェクトとなった。

 

家庭内モバイル実現へ・・・

思いがけなく、更新PCのマウスはブルートゥース無線仕様であった。バッテリー駆動時間は4.6時間、質量は2.4kgである。また、家庭内は3年くらい前から無線LANに変更している。パソコンのコード類を全て取り外して、デスク(ライティングビュロー)へ、窓際の小机へ、食卓へ・・・と図らずも家庭内モバイルが実現した。

                                 (おわり)