レイチェル・カーソン著「沈黙の春」 山本經二 (2012/12/25

 

レイチェル・カーソン著「沈黙の春」を総て読み通さないまでも、全く知らないアイソマーズはいないと思う。

 

最近、Silent Spring (1962) がアメリカ化学会で歴史的化学遺産に指定されたというニュースを読んだ [ Chem. & Eng. News: Nov. 26, page 28 ] これに先立つ1027日付ニューヨーク・タイムズ紙に、 From Calm Leadership, Lasting Change (By Nancy F. Koehn) と題する、かなり長文の評伝が掲載されていることも知った。

 

この著者への毀誉褒貶がその死後も大変激しかったことは、仄聞しているところなので、出版後50年を期しての、アメリカ化学会のこの決定は、時代の流れを象徴していると言えるだろう。

 

Chem. & Eng. News はアメリカ化学会の会員誌(週刊)で、会員からの声欄(Letters)もある。私の日々の関心事が、このところ凡そ文系の内容に傾いていることの反映で、その最近号 (Dec. 24, 2012) に投稿された、次の SILENT SPRING: REVERSED OPINION を敢えて原文で引用して(添付書類)、皆さんのお眼に掛けようと思う。

 

Silent Spring が出版された当時の、この会員誌のEditorがむき出しの敵意を示していることに驚かされるのは、私だけでないだろうと思うのである。