食酢による雑草除去

 

芝の手入れは、芝刈以外に一年に何度か肥料を散布するほか、雑草の除去に頭を使い時間を費やさなければならない。芝生に生える雑草のほとんどは一年草で、肥料に混ぜてある発芽防止剤や雑草だけを選択的に殺す薬でかなり除去できるが、それでもしつこく生き延びる種類がいくつかある。その代表は野生スミレである。野生スミレは多年草で、花が咲いた後種を実らせ飛び散る。根には球根を作り、掘り起こして捨てても小さな球根が多数地下に残っていて、しばらくすると芽をだし、うっかりその球根を他の場所に落とすとそこから生えてくる。我が家では雑草を殺す化学薬品を極力使わないようにしているので始末が悪い。

 

ところが最近インターネットで食酢が雑草を殺すことを読んだ。薄めずそのままスプレーするのである。その結果は驚くべきもので、野生スミレは1日で萎れ3日後には茶色になってもとの形もなくなってしまう。野生スミレ以外の雑草にもやってみたがほとんどの植物に有効である。食酢は1ガロン(3.6L)$2.50程度で安い上、土壌を汚染する恐れのある化学薬品を使わないで済むことが有難い。特に野菜畑の中に生える雑草の除去に安心して使える利点が大きい。

 

散布する時間は、朝早く温度の低い時間がよいようだ。それは午後温度が高くなってからは蒸発が早くなり、食酢が葉をぬらしている時間が短くなるためである。さらにもうひとつの工夫は食器を洗うときに用いる洗剤を少量混ぜると、散布したときに葉にはじき返される量が少なくなり、効果が増す。

 

家の周りや花壇などに生える雑草の除去に勧めたい。

 

中村省一郎   8-27-2012