DVDセット10の案内

 

DVDセット10(Disk61~65)が出来上がりました。このセットを最初に見ることをご希望の方は知らせてください。複数の希望者があるときは、現在手持ちのセット数の少ない人を優先します。内容は例によって「DVD内容」のページを御参照ください。

 

DVDセット10の特徴は、

(1)音楽を主題にした旅行のエピソードがいくつか含まれている

(2)ウイーンはぶどう酒の町でもある

(3)オーストラリアの美しく驚くべき大自然

(4)サンフランシスコをはじめいくつかのアメリカの都市が紹介されている

(5)科学番組Nova、衛星から観測した地球の様子。2時間番組

(6)これまでとは別の角度から見たローマとフローレンス

といえますが、そのほかにも多くのエピソードが含まれています。(1)は音楽を主題にした旅行番組で、イスラエルのテルアビブとトルコのイスタンブールのエピソードが楽しいです。イスラエルといえば政治的発言やユルサレムのオーソドックスジューイッシュの巡礼の姿などを直ぐに思い出しますが、この番組ではテルアビブがユルサレムとは正反対の町で、イスラエルでも芸術家の集まるところであることを紹介し、イスラエルの素顔であることをみせています。イスラエルの民衆音楽は、アラブやジプシーの音楽からも大きく影響されていることが、この番組からわかりました。(5)は長い番組ですが、南極大陸の周辺から流れ出す深海流の行方、サハラ砂漠の砂嵐がブラジルのアマゾンの森に燐酸肥料をもたらしている事実、衛星から見ると多数の大きな渦を作って流れる海流など、驚くべき映像が多数含まれています。

 

追加:

 

上のパラグラフを書いたときにはまだ録画されてなかったのだが、今日グアテマラの番組が入った。この番組の見所は火山国グアテマラの景色と土着民の文化や生活である。スペイン人が南米に入ってくるまではマヤ王国の一部であったが、1600年代にスペイン人が入ってくると、マヤ文化を破壊しキリスト教を強制した。ところが、この番組で見ると、グアテマラの土着民はマヤの習慣と信仰をカトリック教会に持ち込み、両者を一本化してしまったのである。だからマヤ文化はいまも生きていることがよく分る。

 

同じDisk65には北アメリカの歴史に関する番組が数個入っている。アメリカの旅行は、古代、中世、ルネッサンスの遺跡や文化遺産がないから、ヨーロッパに比べるとつまらないともいえる。しかしヨーロッパからの移民、独立、南北戦争、さらにその間のヨーロッパ列強国との関係の歴史にはそれなりに非常に面白い。Disk65のアメリカ旅行はその一端を見せてくれる。サンフランシスコ、フラデルフィア、マイアミを含み、どれも飽きない。

 

Set10には特筆は特筆すべきことがもう一つあった。Disk65の最後の番組Pantanal Brazilである。Art Wolfがカメラとビデオでブラジルの奥地パンタナルを案内するが、自然の景色、ワニ、実に美しい鳥類、カワウソなどのめずらしい動物が実に生き生きと写しだされている。ぜひ観賞をすすめたい。

 

中村省一郎  6-29-2013、7-12013改定

 

File:GTM orthographic.svgグアテマラはメキシコの直ぐ南