Google検索で「ナガミヒナゲシ」と入れてみると、多数の写真が出てきます。それらの写真から判断すると、ヨーロッパ各地の野原に咲いているヒナケシと同じだと思います。フランスではパリ郊外、線路わき、カレーまでの車窓から、また南フランスではアルルの近くの高速路わき、イタリアではフローレンス郊外の畑脇、ドイツではミュンヘン、ドユッセルドルフでも見かけました。

 

我が家のヒナゲシは、ロンドンの郊外で大きなマンションに泊まったとき、庭に出来ていた種を宿主に頼んでもらってきたものが、毎年出てきますが、これはおそらく園芸種として改良したもので、野草と一緒に生えているものそのものではないようです。野草のは花の色は一種類しか見たことがないけれど、我が家のは真っ赤、オレンジ、ピンク、白などの色があります。

 

しかし、よく分からないことは、何年も前のことですが、フランスからアメリカに来ていた人と、フランスの野草のヒナゲシの話をしたことがありますが、その人の子供のときの思い出に、野原で異なる色のヒナゲシを探して歩いたことがあるというのです。だから、まれながら、探せば色の異なるのもあるのかも知れないとおもいます。このようなことは、自分で住まない限りなかなかわからないものですね。

 

中村省一郎