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西 村 三千男 記

イタロ〜イタリア民営化高速鉄道

 

「イタロ(italo)をご存知だろうか?

過日、日経新聞の社会面に『「フェラーリ特急」快走』の見出しをつけた囲み記事で紹介されていた。記事(2013.2.3付けp.30pdfファイル参照。

 

「イタロ」は昨年(20124月)開業したイタリアの民営化高速鉄道である。今年(2013)秋に「ドイツ化学史の旅・パート4」が具体化すれば、その前後にイタリア旅行を付け加えて是非とも「イタロ」に試乗してみたいと思う。

 

2006年に発足した「イタロ」の運営会社NTVは民間会社である。「アイソマーズ通信」2008年号と2009年号に掲載の拙文『再編「ポコポコ・イタリアーノ」

第14話いよいよ開通、悲願のイタリア新幹線TAV

(http://isomers.ismr.us/isomers2008/italiano714.htm)

第16話イタリア新幹線に試乗

(http://isomers.ismr.us/isomers2009/Italiano716.htm)

に登場した新幹線TAVとは別物である。TAVは悪名高い旧イタリア国鉄・トレニタリア(Trenitalia)が運行している。

 

運営会社NTVの出資者は、民間の実業家個人(フェラーリ会長、トッズ会長など)、銀行と(筆者は奇異に思うが)フランス国鉄SNCF20%出資している。

車両はフランスのアルストム社から第4世代TGV向け新型特急車両AGVを本家フランスTGVに先駆けて投入することでヨーロッパの話題となっている。最高時速は360kmである。

駅と線路は国営インフラ会社から借りて、トレニタリア(Trenitalia)と同じものを共用している。

路線は上記の第14話に紹介しているTAVの路線とほぼ同じで、幹線である(ミラノ〜ボローニャ〜フィレンツェ〜ローマ〜ナポリ)と(ボローニャ〜ヴェネツイア)からなっている。

 

                                     (おわり)