平成25102

西 三千男 記

上田市と㈱ナノ炭素研究所訪問記

過日(2013.9.22-24)所用で長野県上田市へ小旅行した。

上田はアイソマーズ仲間の大澤映二さんの活動拠点である。2001年に設立し自ら社長として経営されているR&Dベンチャー会社を2007年から同市の信州大学・繊維学部内に移転された。事前に約束して訪問し、種々ご案内頂き、家族ぐるみで懇親してきた。なお、上田には西村の次男も勤務、在住している。

 

ナノ炭素研究所(大澤映二社長)

9/23()に往訪した。信大繊維学部内に「上田市・産・学・官連携支援機構」のビルがあって、その2Fのレンタルラボ4室を大澤さんの会社が占有している。

後ろ姿3名の右端は西村の次男、(撮影は西村成子)

 

その内の1室は大澤さんの執務される社長室、3室はナノダイヤモンドのR&Dラボとして稼働していた。研究の内容と進捗状況を丁寧に説明して下さったけれど、どこまでが企業秘密か判らないので、ここでは述べないでおこう。

http://nano-carbon.jp/skins/nano/images/japanese/title.jpg

(写真の背後のキャビネットの上にはフラーレンの分子模型がみえる)

 

信濃デッサン館と無言館

上田市には知る人ぞ知る下述のユニークな美術館がある。

大澤ご夫妻の案内で鑑賞した。

●「信濃デッサン館」(村山槐多など夭折画家の作品の美術館)

●「無言館」(戦没画学生の遺作の美術館)

どちらも館主・窪島誠一郎氏が私財を投じ、寄付金を集めて、作品を蒐集し、設立、運営されている。窪島氏の実父は小説家の故水上勉氏である。

偶然、2013.9.20に学士会午餐会で窪島氏が講演されたのを大澤さんと席を並べて聴いた。偶然は重なるモノであるのか、2013.9/24-27の日経夕刊「人間発見」は窪島氏のインタビューで構成されていた。

 

国の有形文化財「別所温泉・花屋旅館」

花屋旅館は別所温泉を代表する老舗旅館である。格調も高いが、料金も相応に高い。9/23()には、この旅館で大澤さんご夫妻と西村ファミリー(夫婦と次男)の合同夕食会を行った。

 

国の有形文化財「田沢温泉・ますや旅館」

島崎藤村ゆかりの宿である。島崎藤村が有名になる前の明治32年に投宿したご縁で3F角部屋を「藤村の間」と命名し、リフォームせずに往時そのままの姿を保存している。写真の額は藤村の子息の書。

9/22()にはその「藤村の間」に泊まった。「今シーズンの初物です。板前がウチの山から自分で採ってきました」と言って、夕食にはマツタケの土瓶蒸しが供された。

 

上田電鉄別所線

上田駅から別所温泉駅へ単線11.6km、約30分のローカル線である。乗って直ぐに、電車の車両が東急池上線(我が家は池上線の沿線)の同型(中古譲渡品)であることに気付いた。何となく近親感が湧いてくるのであった。

                             (おわり)