平成261017

西 村 三千男

連載「余談・ドイツ化学史の旅・パート4

8回 フンボルト大学の階段(マルクスの言葉)

 

フンボルト大学本館の(日本式表記で)1Fから2Fへの階段にマルクスの言葉が金文字で大書されている。

添付の3枚の写真参照       @文野さん撮影の全景 (DSC_2681.JPG)                       

A西村成子撮影の部分図  (IMG_3765.JPG) 

B木下さん撮影の文字部分接写  (P6161569.JPG)

Die Philosophen haben die Welt nur verschieden interpretiert,

es kommt aber drauf an, sie zu verändern 

 

(哲学者たちは世界をさまざまに解釈してきただけだ。世界を変えることが大切なのに)

出典は容易にネット検索できるが、ここには書かないでおこう。

この大学は、フリードリヒ・ヴィルヘルム大学ベルリンFriedrich-Wilhelms-Universität zu Berlin)として1810年に創立された。設立時はプロイセン王の名前を冠していた。第二次世界大戦後の東ドイツ時代に、フンボルト大学ベルリン(Humboldt-Universität zu Berlin)と改名した。国王の名前を避けたのである。上記のマルクスの言葉は、その東ドイツ時代に掲げられたもの。写真Aを凝視すると、階段の1段毎にVorsicht Stufenの文字が見えてくる。これは東西ドイツ統一後の2009年に書き加えられた・・・と言う。

(つづく)

写真@ 文野さん撮影の全景 (DSC_2681.JPG)

 

写真A 西村成子撮影の部分図  (IMG_3765.JPG)

 

写真B 木下さん撮影の文字部分接写  (P6161569.JPG)