平成26年11月5日 西 村 三千男 化学史学会2014で武山さんが発表 化学史学会の2014年総会は2014.7.5~6に広島工業大学・広島校舎で催行、京大アイソマーズからは武山さんが下記を出講した。 (*「広島工業大学・広島校舎」と言うから広島市センターの平和大橋の近傍に広島工業大学の分キャンパスがあって、その中に会場が設営されると早合点した。実は、そうではなくて平和大橋近くの元結婚式場を大学の教室に転用したもの。ステンドグラスの装飾など元結婚式場の名残もあった。) 1.第2日目の1番 武山高之「ドイツ化学史の旅(5)―1850年代および60年代のドイツ化学―」 ・講演内容は別項、会誌掲載の予稿pdfを参照。(化学史研究
Vol.41, No.2, p.56) ・短い講演時間の中で、武山さんが力点を置いたのは「ハイデルベルク大学の輝ける三つの星(ブンゼン 〜キルヒホッフ〜ヘルムホルツ)の学際研究から始まった分光学、熱学・熱力学、量子論の大きな流れ」 であった。(添付写真1. DSCF0639.jpg と
2. DSCF0642.jpg) ・岡山在住の武山さんの息女ご夫妻も聴講と応援に出席。夫君は岡山大学の環境系の先生、美形の息女 は2012年の徳山へも参加された。(10年くらい前に、武山さんがHPに紹介されたアリゾナ旅行の時、 ツーソン在住であったご夫妻ですかと質問したら、その通りとのことであった。) ・
ステージの武山、フロアーの伊藤、西村の3名はお揃いのフンボルト大学のロゴマーク入りTシャツを着た(添付写真3. DSCF0645.jpg) ・質疑応答の時間にQ&A常連の東工大・梶雅範先生が「回数が重なってきたので、一度まとめて会誌に投稿してはどうか。ユニークな旅行ガイドにもなるであろう」とコメントされた。 2.特別講演 第1日目午後1番 廣田襄(京大名誉教授)「20世紀化学史の試み『現代化学史』を書いて」 ・昨秋の「現代化学史」出版の経緯や所感を淡々と講演された。 ・当該書版元の、出張割引販売(著者サイン入り)もあった。 3.エクスカーション(総会の前日、7/4) 大久野島「毒ガス工場」の跡地を訪ねて ・女性ガイド・山内静代氏の熱心な案内(添付写真4. DSCF0587.jpg)。 ・夫の山内正之は第2日目午後 特別講演 「日本陸軍の化学兵器製造−大久野島毒ガス工場の実態−」 4.次年度総会 2015.7.4~5@総合研究大学院大学(葉山) |