滝廉太郎留学

 

武山さんの「化学者オストヴァルトの業績」のなかの話題は広く、作曲家の滝廉太郎にまで及んでいるのが面白い。滝廉太郎はドイツに留学したのは知っていたが、「いつころどこで」までは武山さんの記事をよむまで知らなかった。しかし、滝廉太郎作曲の歌の伴奏のなかで、明らかに西洋人の誰かに手を加えられて出来たと思われるような和音とメロデイの部分があってそこだけ急にメンデルスゾーンかシューマンのような響きになり、ここは留学中に書かれた部分であると直感したことがある。その楽譜をもう一度見たいと思い今捜したのだが、滝廉太郎の曲がいくつも入った楽譜の本が紛失したようでみつからず曲名も書けないのはお粗末である。しかし、滝廉太郎の曲がドイツ留学で大きな変化を受けたような印象はほかには見当たらないように思う。

 

中村省一郎  10−22−2014