皆さま

武山です。

須田桃子さんの『捏造の科学者‐STAP細胞事件‐』読みました。廻して頂き有難うございました。

よく纏まっていると思います。

一つひとつの事項はは大体知っていることですね。以前メールで何度かやり取りしたことがほとんどです。

あとはどなたに廻したら、いいのでしょうか?

ちょうど1年前、アイソマーズ通信に「STAP細胞を読んで」という題で投稿しました。

そこでいろいろ意見が交わされました。

また今年の130日に「iPSシンポジウム報告」題で、アイソマーズ通信に出しました。

その中にで小保方STAP細胞問題で、笹井、若山、バカンティーら実績のある科学者が巻き込まれ、残念だと書きました。

読み返してみると、私の感想もこの1年間で次のように大きく変わりました。

(1) 最初は、小保方さんは非常に観察力の優れた人だと思いました。

(2)「ある小さなな刺激を与えると、STAPが出来る」といいます。微酸性とか、毛細管キャピラリを通すようなせん断力刺激とか。期待し原文を読んでみると、細かい記載がなく、失望しました。

(3)そのうちに、不正が見つかりました。しかし、まだ「捏造」だとは思わず、「重大過失」だと思っていました。

(4)先月の「日経サイエンス」20153月号に、「STAPの全貌」(詫摩雅子、古田彩)という詳細な報告が出ました。これは、「過失」ではなく限りなく「捏造」だと思うようになりました。

どうしてこんなことになったのでしょうか。

文芸春秋3月号の高橋政代理化学研究所プロジェクトリーダーの

「女性研究者が見た小保方さんの罪」という記事に次のように書かれています。

―― 私は常日頃から、「科学者の真髄とは自分を疑うこと。徹底的に疑った後、自分を信ずること」――そう考えます。自分を疑わないことは一番怖い。彼女のように、あれほど自分を疑わない人はそもそも科学者とは言えませんが、例えば、笹井さんは私たちの技術的基礎を作ってくれた発生研究の第一人者です。そんな笹井さんがなぜSTAP細胞を疑わなかったのか

……。こればかりは小保方さんの魔力に“洗脳”されていたと言わざるを得ません。――

小保方さんの近くにいて、iPSの最初の臨床の偉業を達成した彼女の発言は説得力があります。

「科学者の真髄とは自分を疑うこと。徹底的に疑った後、自分を信ずること」。

私も全く同感です。私自身もいつもこのようにしてきました。

「小保方さんの魔力に“洗脳”されていたと言わざるを得ません。」

これも良く分かちます。男は注意しなければなりません。

須田桃子さん、詫摩雅子さん、古田彩さん、高橋政代さん、みな女性です。

女性に対する女性の目は厳しいですね。また、正しいと思います。