最近の私の音楽活動 (2)

 

去る7月末のピアノリサイタルは好評であった。しかし思ったようにはゆかなかった、ということが私自身の感想である。人前で演奏すことは慣れていないし、それに平素とは数々の条件が異なることが、それほど負担になるとは思っていなかった。使う楽器が平素練習に使っているのとは異なる、照明が異なる、音響効果がまったく平素と異なる。ピアノの蓋を大きくうえに開くだけでも、感覚を大きく変えてしまう、それに観客が聞いていることが心理的な圧迫感となる。リサイタルで演奏することは、練習ももちろんであるが、それ以外にこれらの条件も克服できなければならないのである。

 

それでも、4曲を3か月練習続けて上達した成果は自分なりに大きく評価できるとおもう。結局、3か月に一度くらい人前で発表演奏をして、曲の練習を仕上げてゆくのに役立てたいと考え始めた。今のところそのような演奏会の予定はないけれども、7月末から勘定して3か月先に次の仮想リサイタルのプログラムを作り、練習を始めている。

 

ショパン   ワルツ Cシャープマイナー Op.64 No.2

バルトーク  3曲のハンガリー民謡(組曲)

ショスタコビッチ ワルツ第二番

ベートーベン 月光ソナタ(全曲)

 

実際のリサイタルはないけれども、友人を招いて聞いてもらうのと、アートセンターのピアノのあるホールの二階は絵画のアトリエになっていて、そこにはピアノがよく聞こえるらしく、そこから降りてきた人たちにピアノの演奏有難うとよく言われるので、リハーサルを行って仕上げにする予定である。もちろん、どこからかリサイタルの依頼があれば引き受けて演奏をするつもりである。

 

中村省一郎 2016-9-14