日本の火酒-甲種乙種の焼酎                      中村(1-22-18)

 

市販の焼酎を飲んだ経験といえば、日本で親類などの家を訪ねたときに飲まされたこと位しかないので確かなことは言えないが、どうも薬用アルコールのように何の味もしないように思えてならない。しかし自分で作った焼酎は、甘みがあり、味に非常な深みがあって、実にうまい。これは、私が手前味噌で言っているのではなく、訪ねてきた人にも味見してもらうと、「ひゃーこんなの飲んだことがない。うまい。ぜひ売り出したら」ともいわれる。この違いの理由がよく分からない。アルコールの割合は私のは60%くらいで非常に高いが、それだけでは説明がつかない。

 

最近資料を読んでいたら、焼酎には甲種と乙種があるという。甲種は廃物の糖を発酵させえて作ったアルコールを多段式蒸留器で蒸留したもので、アルコールが非常に純粋になっている、市販の焼酎の大半は甲種であるという。乙種は一段式蒸留器で蒸留するので不純物もかなりはいる。乙種は沖縄や鹿児島などの少数の焼酎会社で作っているが、全体から見るとごくわずかである。しかし、乙種を好きな人が増え、生産は伸びているという。

 

私のは明らかに一段式蒸留、どうも理由はここにあるように思えてならない。