砂糖から蒸留酒          中村省一郎

 

西村さんの「火酒」に砂糖からヴォトカができる、と書かれましたが、砂糖から蒸留酒を作るのはいとも簡単です。出来た蒸留酒は無色透明でほとんど匂いがありません。

 

作り方は次のとうりです。濃度15ないし20%の砂糖水をつくり、パン用のイーストを大匙にいっぱいいれて、室温に保ちます。暖かければ4日くらいで発酵が終了しますから、つぎに蒸留の段となります。化学実験用の蒸留器があればそれでよいのですが、こちらでは圧力釜を利用します。圧力釜には蒸気ぬきの小さなノズルがついています。普通は錘がのせてあります。そこへポリエチレンの管をつなぎ、水冷か空冷をすると、管の端からテキテキと出てくるのが、日本では法律違反の蒸留酒。ロシアでやればヴォトカと呼ぶのでしょう。アルコールの強さは、蒸留の最初のころは70%に達しているとおもいます。

 

砂糖の濃度は、発酵が完全に終了したとき、アルコールの濃度が12%くらいになるのが最適ですが、どう計算するのかは忘れました。化学屋さん助けて下さい。