『リラの花咲く頃』にひかれて

武山文子

古都ハイデルブルグのくすんだセピア色のたたずまいと展望バルコニーからのネッカー川の流れを思い出しました。

エッセイにひかれて、8年前(1994年7月18日)夫と訪れた時のアルバムを出してみました。その時、リラの花を見たような気がして。ハイデルブルグ城の建物をバックにした、サーモンピンクの花の前でのスナップ写真がありました。これはリラかなと、ルーペで覗いて、図鑑と照らし合わせて検証してみましたが、定かではありません。季節が少しずれているでしょうか。でも、リラにしておきます。私にも、ほんの少し香りがあった時の思い出として。

次作『ドイツの救急車』を楽しみにしています。